復職 day 16 増える仕事量。
金曜日。
今週もなんとか休まずに仕事行けた。
半日勤務といえど…
よく頑張れてる。…と自分では思う。
少し甘いかな？
パニック障害は見た目にはわからない。
包帯を巻くわけでもないし
足を引きずるわけでもない。
周りから見れば「普通」なのだろう。
だんだんと頼まれ事が増えてくる。
社会人としてはありがたいことだ。
頼ってもらえること。
期待されること。
それは自分の能力を認められているからこそ。
…だけど。
今はもう少し慣らしていきたい…。
ゆっくりやらせてほしいなぁ。
今月立ち上げた他事業所の
マニュアル作り。
俺じゃなくてもよくなーい？笑
プレッシャーにならないように
のんびりゆっくりやろう。
無理な時は無理って言おう。
そう。
もう俺は…
頑張らないことをゆっくりのんびりのほほんと頑張ることにしたんだから。
今日の写真は…
モノクロで撮影してみた天然の湧水。
なにか生命力を感じたんだよね。
ちょうど近くの小学校から放送が聞こえてきて
全校生徒で東日本大地震の被害に合われた方々に黙祷を捧げてるようだった。
さんぱちも一緒に湧水の音だけ残して
黙祷させてもらった。
今の時間や生きられる今日があること。
当たり前じゃないんだな。
俺が生きている今日は
誰かが生きたかった明日なのかもしれない。
誰かの為に頑張れる程
人間できていないけれど…
想うこと。忘れないこと。次の世代へ残すこと。
それくらいは俺もできなきゃな。
生きられる今を大切にいこう。
復職 day 15 挑戦。1歩前へ。
大それたタイトルですが…
普通の人からすれば
普通のことです。笑
今日は…
対人業務に挑戦。
介護支援専門員をしていくうえで
必ず職員や他の職種、利用者や家族…
色々な人と繋がらなければいけない。
その第1歩。
同じ施設、元部下の現場職員に
利用者様の状況を聞き取る。
今日はこれを仕事としてやってきました。
…ね？
普通のことでしょ？笑
でもそれが…
パニック障害なんて診断されてたら
なかなか勇気もいるし
大きな壁に見えるんですよ。
朝から聞き取り開始時間が気になって
ゾワゾワそわそわしてました。
それでも時間通り
必要なことを聞き取ることができた。
顔馴染みの職員であるし
雑談もちょこちょこ挟みながら…
自分を褒めてやりたいです。
頑張ったよ。俺。
もともと面談や指導といったことを
するのは好きだったし
同僚からも定評があった。
喋るのは下手ではないらしい。
今日はそのいい所が出せたのかな。
緊張もした。
吐きそうだったのも事実。
それでも…
パニックになることなく
仕事に繋げられたことは
俺の中で大きなこと。
側から見れば…
小さな石ころを跨いだくらいだが
パニック障害を抱える今の俺には
大きな1歩になる経験だった。
これをひとつの自信に変えて
明日からも…頑張らないことをゆっくりのんびりのほほんと頑張っていこう。
今日の写真は…一輪開いた梅の花。
これから香りいっぱいになるのが楽しみ。
…春がそこまで来ていますね。
良い春を迎えられますように…。
通院日。 増える薬と心の音。
今日は月に1回の精神科受診日。
さんぱちは病院が嫌いです。笑
子どもの頃から…。
怖い…とかではなくて。
母親が病院勤務だった。
忙しい人で一緒に遊ぶことなんてなかった。
子どもながらに…
病院に母親を取られた気分だったのかなぁ。
まぁ…そんなこんなで
病院そのものがあんまり好きじゃない。
でも行かないといけないからね。
ちゃんと行ってきました。
精神科の待合室は…
冷や汗をかきながら青ざめてる女子高生。
徘徊しようと落ち着きのない高齢者。
下を向いたまま動かない男性。
色々な方が先生を頼りにやってくる。
俺も…その中の1人で間違いない。
ゾワゾワ…
ドキドキ…
しながら名前を呼ばれるのを待つ。
診察室に入ると
ここ1ヶ月で仕事に行けていること
仕事に行って業務もこなせていること
発作は相変わらずなこと
お店には入れないこと
カフェインは我慢していること
写真の趣味は楽しめていること
色々と話しをした。
先生は…
相変わらずパソコンと向かい合い
合槌を打ちながらカタカタしている。
まぁ…さっぱりしてる。
そう思えば我慢できる。
なにぶん田舎に住んでいるので
ここ以外に頼る所もないからだ。
良い悪いではなく
専門科の先生であるから
ここを選択するしかない。
色々話した結果
「自信をつけていくしかない」
とひと言ありがたい言葉をいただきました。
わかってるよ。先生。
できることを数えながら
できたことに喜びを覚えて
できた自分を認めながら
1歩ずつやっていくよ。
んで。
なぜか薬増えたんだよなぁ。
まぁ…それもこだわりはないからいいけど。
ただの嫌味な日記になっちゃったな。
それでも…これが本当の心の音。
今日の写真は…鉄塔と太陽。
まるでここが最初で最後の場所。
そんなイメージで撮った1枚です。
復職 day 14 介護支援専門員。
今日もいつもと変わらない朝を迎えた。
朝はまだまだ寒い中
子ども達を送り届けて
早めの出勤をする。
少しずつではあるが介護支援専門員の仕事にも慣れてきた。
とは言っても介護支援専門員としては
まだまだ初心者。
いくら元部下からだろうが
学ばなくてはいけない。
そのあたりは上手くやれているつもり。
ただ…問題がある。
利用者家族への電話だ。
「電話」
パニック障害と診断されてから
お店に入ることの次に苦手になったもの。
自分の家族に電話する時でさえ
ゾワゾワしてしまい動悸がうつのだ。
それを仕事として…
やっていけるかどうか。
介護施設というのは
案外電話が鳴る職場。
他の事業所であったり
行政であったり
それこそ利用者の家族からであったり
様々な所からひっきりなしに電話がかかる。
その対応ができて
やっと仕事に繋がっていくのだ。
困った。
ほんとに電話は苦手だ…。
特にコロナ禍になってからは
利用者家族が施設への出入りをすることを禁止している期間も長い。
普通であれば施設に足を運んでいただき
利用者を含めた話し合いをするところ…
今の状況に合わせて電話対応となっている。
んー。まずい。
少し…練習しとかなきゃ。
ありがたかったのは
「すぐには出来なくていいから」
と言ってもらえたこと。
変わりの介護支援専門員さんが電話対応して下さるというのだ。
理解のある職場で…
ほんとに助かる。感謝しかない。
少しでも力になって
恩を返さねば。
できることを少しずつ
頑張らないことをのんびり、ゆっくり、のほほんと頑張っていこう。
明日は月1の通院日。
仕事行けている報告ができるな。
また少し前進していることを期待しよう。
今日の写真は…子ども達と行った公園。
トンネルを覗いてみた1枚です。
何か…トンネルを抜ければ明るい光が差すのではないか…と期待を持てる1枚になればいいな。
復職 day 13 考えること。
週末にひとつ歳をとり
迎えた月曜日。
少し落ち着きない心を静めるかのように
朝のカフェインレスコーヒーが染みました。
早めの出勤をして
のんびり準備して
自分のペースでタスクをこなす。
今日はよく集中できていて
体調も安定した1日となりました。
冷静になると…
パニック障害について考えることがある。
パニック発作が初めて起きた日。
それ以前の気持ちや
それ以降の気持ち。
それ以前の行動や
それ以降の行動。
別に比べてるわけじゃありません。
出来なくなったことが増えたことについては
自分でも納得しているから。
ただ…朝起きて体調を気にして
家を出る前に薬の確認をして
会社に入る時に「大丈夫」と唱えて
少し疲れがでると…発作を危惧して。
なにか…パニック発作にびびりすぎな自分がいることに気付いた。
何をするにも体調優先。
パニック発作が起きないように起きないように
そればかりを考える生活。
…もしかして…
自分でパニック発作起こしてない？
ってちょっと思った次第です。
全然的外れかもしれないけど…
自分の恋愛感で
「好き」にならないようにすると
余計「好き」になったりするもの。
そもそも「好き」にならないようにする
その時点で結構「好き」である。
考えてしまったらきちんと「好き」を受け止めることから始める。
って思って若い時は恋愛してた。
…なにかパニック障害とも通じるものがある。
やはり気にしすぎなのかもしれない。
日常生活でパニック発作にびびりすぎなのだ。
経験した人にしかなかなかわからないだろうけど…
パニック発作は結構しんどいです。
あの苦しみを味わいたくない気持ちから
ずっと危惧して考え続けているのかもしれない。
わかった所で
直せるかわからないけど…
少し忘れる時間を作れたらいいな。
今日の写真は…
先日写活ドライブを初体験。
地域では有名な山を見に行って撮影した1枚です。生憎の天気で頂上までは見えませんが…これはこれで美しさもありますよね。
復職 day 12 パニック発作。
金曜日。
ということで今日を乗り切ればおやすみ。
だったんですが…
朝からちょっと低空飛行ぎみな体調。
無茶はできないなぁ。
とゆっくりのんびりお仕事させてもらってた。
勤務終了まで残り30分の所。
急にゾワゾワ…ドキドキ…ゾワゾワ…
と体の中で嫌な感覚。
「あぁ…これはやばいやつ」
と思ってしまったのが悪かったのか…
その後すぐに強烈な吐き気。
動悸に眩暈が襲ってきた。
これがパニック発作なのか未だにはっきりしていないが…
パニック障害と診断されているので
おそらくパニック発作なのだろう。
きっかけなんてない。
急に来るもんだから準備もできなかった。
だが…
俺もパニック障害と言われ半年以上。
多少はどうすれば楽か心得ている。
腹式呼吸を試みたり
深呼吸したり
ウロウロ歩き回ってみたり…
…今日の発作に効果はなかったらしい。
過呼吸にならないようにだけは
気をつけて…呼吸を意識していた。
そこから約2時間ほど…
動くこともままならず。
ただただ吐き気に耐え
眩暈と動悸に襲われ続けた。
今思えば…
頓服も持っていたし飲めばよかった。
そんな余裕も考えも回らないのだから
ほんとに困ったものだ。
ここまで強い発作は久しぶりだった。
夕方前になんとか帰宅し
そのまま倒れ込んで今に至る。
ようやく回復してきてはいるが…
強い発作が来ると
ほんとに1日がかりの体調不良だ。
今日は初めて1週間連続で勤務できた日。
になるはずだったのに。
とても残念だ。
いい時もあれば悪い時もある。
起こったことは仕方ない。
また1歩1歩積み上げていこう。
ゆっくりのんびりのほほんと。
今日の写真は…湖にキラキラ写る太陽。
体調回復していたら
明日は写真でも撮りに行きたいなぁ。
好きなことする時間も大切だよね。
復職 day 11 パニック障害のきっかけ。
木曜日。
今日頑張れば週末もみえてくる。
早めの出勤も当たり前のようになった。
昨日サボった分
今日はきっちりとタスクをこなす半日となった。
それでもパニック発作やゾワゾワ感を感じることなく仕事を終えることができた。
ふと…思う。
復職…というより休職明けてから1ヶ月強。
特に職場では発作はほとんど起きていない。
プライベートではゾワゾワ感を感じることはあるのだけれど…。
ずっと職場のストレスが原因だと思ってた。
まぁ…確かに働きすぎていたと思う。
部下を100人以上抱え
現場にも入らきゃいけない
管理側の仕事や
法人全体の仕事もあった。
3年間ほど定時で帰れた試しがない。
日を跨ぐことや休日出勤なんてザラだった。
振り返れば振り返るほど…
仕事が原因だと自分では思ってた。
周りからも仕事が原因だ。
って言われてきたしね。
ただ…最近。
ほんとに仕事がパニック障害の原因だったのか？と考えることがある。
確かにきっかけだったとは思う。
初めてパニック発作が起きたのも職場。
でも…ほんとは…
仕事だけじゃないんだろうな。
最近はストレス社会といって
ブラック企業だなんだって言われてる。
実際にそんな会社もあるのだろう。
しかし…基本的には労働法を守って
会社運営をされているはずだ。
ブラックだ。と感じることを言えない環境
抱え込んでしまうこと
発言を否定されてきた過去
内気な性格や人付き合いが苦手なこと
なども原因ではなかろうか。
こんなこと書くとバッシングを受けるかもしれないが…幸いこのblogに辿り着き読む人も少ないので敢えて残そう。
職場の環境、過度な仕事量、家庭の時間不足、
色々な要因が重なった結果もあるが…
…自分のせいで発症したのだと思う。
自分自身が「助けて」と言わなかった。
プライドが邪魔したからだ。
自分自身が「休みたい」と言わなかった。
仕事が家族の為になると思い込んでいたから。
自分自身が「大丈夫だよ」とウソをついた。
カッコ悪い姿をみせたくなかったから。
やはり。
自分自身の弱さや考え方、価値観や甘えが原因だと思う。
仕事や家庭はきっかけに過ぎないんじゃないだろうか。
まぁ…何を考えた所で過去は変わらない。
今できることをやるだけ。
前の日常に戻るんじゃなくて
新しい日常を迎え入れるために
自分自身の考え方を変えていかなきゃ。
まだまだ時間はかかるかもしれないけど
自分のペースで
自分と家族の人生を歩んでいこう。
今日の写真は…雛祭りということで
帰り道でみつけた吊るし飾りを1枚♪
